
最近にわかに(個人的に)流行ってるブロワーファン界隈。ハンディータイプも良く見かけるけど、貸してもらったらどうにも威力が弱いしバッテリーの持ちもいまいちだった。
ってことで思い切って買ってみたんだけど、今んとこなかなかいい評価を与えたくなる印象です。毎度おなじみアリエクで購入、価格は 1800円ほど。もちろん本体のみなのでバッテリー等々持ってないなら後から揃えて高くつく。それ考えるとこっちがいいかな?
これは Amazon の同等品だけど、バッテリー二個、充電器、ケースがついてて 2500円オフクーポンまであるからこっちを買っても損しない気がする。バッテリーがどれだけ持つのか未知数だけどね。早めに壊れてくれれば返品すればいいから Amazon のほうが気が楽かもしれない。
使う前の注意点としては安全性と防水性は全く考慮されてないこと。特にインレットアウトレットは完全にむき出しなので子供やバカには絶対触らせないように。モーターは汎用品の良くあるヤツだと思われ。多分雨の日に使ったらあっという間に壊れるだろうね。


んでバッテリーはマキタとの互換性が一応ある。保証されてないから使えなくても泣き寝入りなんだけどもね…… もちろん日立工機愛好家のオレはマキタのバッテリーは持ってない。ジャンクの互換品はあるけど1,2分しか使えないから論外。
そこで出番がやってくるのが異メーカー変換アダプターですな。自作の3Dプリント品もあるけど、これもアリエクやAmazonでそう高くもないから買った方がスマートかもね。
変なの生えてるのは改造品だからで、バッ直に12Vや5V USB出力を増設してる万能感あるキメラさんです。これで日立工機からMakitaへと変換してやれば問題なく使えるわけだ。もちろん全高が高くなってしまうんだけど、そこは割り切るしかない。


普通のコンバーターは2000円程度で売ってますので参考までに。当たり前だけど他の電動工具にも使えるから、チェンソーやトリマーはマキタがいいとか出来て一つ持ってると色々捗る。オレはこのブロワーの他に高圧洗浄機がマキタバッテリー仕様なので使い回しをしておりまする。
ちな、そのコンバーターにつたない工作物を施して晒したポストがこちら。DCDCコンバーターを二個ぶっこんだり、間違えて変なとこに穴開けてしまってたり、ドリルが滑って左右対称じゃなくなってたりと醜い出来だけど、自分しか使わないから問題ないと言い聞かせてる……
んでは実際に試して見ましょ。ってことだけど、早々都合よく写していいものに使うこともないからベンチマーク的に実験した結果だけ紹介しましょう。
まずはディジタルスケールへそのまま吹き付けてみた。距離は大体 3cm くらいかな。トリガーは全開だけど仕様バッテリーが 14.4V だからその分は多少差し引いて考える必要があるかもしれないしどうでもいいかもしれない。
吹き付け荷重がなんと驚異の 346g !!! と言っても基準が無いのでこれをどう見ればいいのかは不明。とにかくすごい勢いだってことは間違いない。油断してると腕が持ってかれそうになるくらいだからね。

一応別テストで動画も撮ってみた。こちらはどの家庭にもよくある、ホントに良くある 40L のゴミ袋。その口を巻き付けて手で押さえてトリガーオン! マジで腕が釣りそうだったね……
結果はこれも基準が何もなくてなんの判断材料にもならない 2,3秒ってとこ。あっという間に膨らんだとは言えるかもしれないし言えないかもしれない。それにじゃあどんな使い道が? と言われると困る。
総評するとおもちゃとしてはもってていい。実用性も十分あると感じた。落ち葉をなんとかしたいとか、ワックスをきっちりかけてたり撥水加工をした車等に乗ってて洗車も良くすると言うならきっと便利に使えるでしょう。
そのどちらにも当てはまらないオレは、主にエアコン清掃とかの後に水けを飛ばすために導入したわけだ。コード式の良くあるカタツムリ型ブロワーよりはフットワーク良く使えるからいい感じ。
あとは耐久性だけが気になるんだけど、もし壊れたらモーターを交換すればいいかな。大切なのはプロペラだけで、最悪外装も別になんとでもできるからね。でも12枚羽か? これが割れたりしたら作るのは難しいし買うと数百円はするから買い直した方がきっといいだろうな。
そんなわけでこんな人におすすめ
・マキタのバッテリーや互換品、コンバーターがあって追加投資なしに使用可能
・よくわからないおもちゃみたいな電動工具が好き
・洗車もするし落ち葉を吹き飛ばしたりするような日常生活を送っている
さあ、当てはまる方は今すぐポチッていっしょに強風ライフを送ろう、ってことで今回は〆