小説)祝100万文字到達し完結へ『限界集落で暮らす女子中学生のお仕事はどうやらあやかし退治らしいのです』

投稿者: | 2025年1月1日

 というわけで掲題の本作品もいよいよ最終章後半の残り二十八話のみとなりました。一年かけて書いてきまして、物語の時間軸でも丁度一年だったのは偶然だけど、最終話を書き終わった時の達成感は凄かった。マジで。

 八岐大蛇が重要な役目を果たす物語なので、巳年早々に完結できるのはなんか嬉しいかもしれない。なのでカバーイラストも変更してみました。ボツは文末で供養しとこう。

 それにしても、今までの最高で50万文字と言うのもあったけど、その倍ってのは次元が違った。途中なにも思いつかなくなったり展開がおかしくて辻褄合わなくなってて修正に苦労したりと、長くなればなるほど自分で把握しきれないこともありました。

 でもプロット無しで書き切れたのは自分を殴りたいし褒めてあげたい。今回は思いつきで日付をサブタイトルにして、一話が日を跨がないようにすることと、時系列が一直線で戻らないことを縛りにしてみた。ホントにただの思いつきで意味も効果も無かったかもしれないけど、書いてる自分が登場人物と一緒にその場にいるような気分になれたのは間違いない。

 そうでなくても大抵は物語の世界へ入って、勝手な行動をとりまくる登場人物を観察しながら記録するってスタイル。プロットを書いてその通りに登場人物を動かしていくってやり方はほとんどしたことが無かったりします。

 ちなみに頭の中では登場人物が喋り捲ってるし、なんなら今書いてるこの文章だって頭の中では音読されてます。こういうのが当たり前だと思ってたけどそうでもないらしく、少数派ってことは無いけど全員ではないんだってさ。他にもいますか? 脳内音読派の物書きさん。小説でなくてもそれは同じだし、自分がしゃべってるときもいったん音読してから声に出すって感じなんだけどわからない人には頭おかしい扱いされることあるね。

 まあそんな執筆スタイルなので、文字数が増えたり人物画増えると頭の中が忙しくて仕方ない。時には喋るスピードに理解が追い付かなくなって頭が混乱するなんてこともあるのです。

 それだけに書ききったのはマジで大きい。書きすぎだけどね…… 一応10万から12万程度に抑えるつもりで始めることが多いんだけど、どうも表現が冗長らしく長くなりがち。一話2000文字程度でサクサク読み進められるのも書いてみてるんだけど、気が付くと3000文字くらいになっててビビる。

 でも今書いてるボーイミーツガール的なヒューマンドラマはサクサク系、になる、予定、というか、つもり…… 一応二月から連載できたらいいなあと。5万文字程度の中編になりそうな予感をしたためながら進めてますのでこうご期待。

 その前に、この100万文字読破チャレンジをしてくれる方がいたらメッチャ嬉しいです!

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