世の中ではもう印刷することが減ったどころか、紙を残す意味がない、無駄遣いは罪ってところまで来ているとかいないとか、そんなご時世煮っ真っ向から立ち向かうように仕事場に鎮座しているのがうちで使っている格安カラーレーザープリンターなのです。
レーザーぷりたーと言えばトナー交換コストが高いってのが一般的な認識だともう。だからこそ互換トナーの出番となるわけだ。選んだのはGPC Imageってとこのやつで価格は1550円だったかそのくらい。今もほとんど変わって無いのでこのご時世では優秀な製品だと言えよう。
似たようなもんがいっぱいあるので全部OEMなんじゃないかと思うけどそんなのは使う側に関係ないのでどうでもいい。大切なのは第一に価格、つぎに品質でしょう。
参考までに純正品はこちら。お値段6500円ほどなので互換品なら四分の一くらいか…… 第一に品質と保証、価格はどうでもいいってなら純正品一択なのは当然のこと。オレも電動工具は純正バッテリーしか使わんし。
ちなみに本体はこれで現在7年目が終わろうとしているよう。Amazonでの評判はいまいちっぽいけど今のところ故障やトラブルもなくオレは満足している。両面印刷、両面コピーが出来る優れもの。書類の印刷がどうしてもあるので用紙を節約できる両面印刷はマスト。保管期限もあるから少なくて済むのはとても助かる。
印刷枚数は年間三百枚もいかないと思う。紙の束を買ったのが三年ほど前だからそう計算したけど、ないとどうにもならんので仕方ない。全部オンラインで完結できればいいんだけどね。お役所は紙じゃないと駄目って言うの多すぎる。でもFAAXでって言われなくなったのはまだマシか…… 郵便はあるけど。
んで互換トナー。結果から言うとまあ使える。普通に。でも使い始めはトナーの粉が馴染んでないのか横線が入ってたりかすれたりしててダメだこりゃって思ってた。でも仕方ないからそのまま使ってたらいつの間にか改善してるからまあ良かったけどね。でもやっぱり印刷はちょい薄目、カスレ目って感じで品質は良くないかも。
だけど全然だめでもないし、価格四分の一で同じだけ使えるなら多少の品質不良はガマンできるよ。だって圧倒的に安いもん。石油王なら気にしないところだけど生憎足立区には油田がないのでね。
じゃあリピートするかと言えばそれはまだわからないとしか言えない。なぜなのか? それは価格が全てだからってとこに答えがあるわけだ。次にいつ交換するのかはまだわからないけど、交換時期が来ていざ購入するときになって一番安いものを選ぶだろうな。このメーカーを信頼しているわけじゃ無いし義理もない。つまりリピートするに値する企業ではないってこと。
これは只々安いものを売っている会社なら致し方なく受け入れるべきだろう。いくら良かったと言っても値段で選ばれた物は値段に負けるもんさ。自分たちだってメーカー純正の品質に及ばないとわかっててメーカーの利益をかすめ取るようにリサイクルトナーを破格で販売しているんだから、そのくらいの覚悟はあるだろう。互換品販売ってそう言うことでしょ。買っておいてこう言うのもなんだけど、メーカーが製品を売らなければ互換品の市場は産まれないわけだからさ。
自動車部品にも互換品は多くあって品質は下だけど価格半分なんてのは結構ある。最近だと中華タイヤなんておそろしいもんも普通に売られてるし。PCの世界だと互換CPUは業界勢力図をひっくり返すような出来事だったもんね。
程々にしとかないとまたとんでもないところまで逸れていくのでこの辺でまとめたいと思う。つまりこの互換トナーのおススメ度は、互換品全般で言うならおススメ度高、このメーカーのってことなら別にどうでもいいって感じ。初期トラブルあったし別にいいイメージは無い。むしろ悪いかもしれん。
子供が成長して学校関連の印刷物が無くなったし利用頻度は確実に下がった。だからトナー交換するくらいならインクジェットに買い替えてもいいのでは? と思わなくもない。本体は五千円くらいで買えて特殊用紙も使えるってのは魅力的だもんな。つい先日知り合いに頼まれて手配したから余計にそう思うのかもしれないけど、プリンターマジ安すぎ。インク代で巻き返すんだと思うと却って怖いわ。
そんなわけで微妙な総評となったけど本音を書いてしまうとそんなもんだってことで〆