あれこれ手を出し過ぎているしやくですが、手芸もそれなりにやったりします。なんだろう、この下手の横好き器用貧乏感…… って感じですけども、それが視野を広げることになるならやってみようのスタンス。
前置きはこのくらいで今回は二液エポキシレジンを紹介ましょう。使用者が多いのは多分UVレジンだと思います。100均にもコーナーが設けられてモールド(型)も色んなのがあって手軽ですしね。でもコスパが悪い、悪すぎる。ちょっと大きめのものを作ろうと思ったら100円分ではとても足りない。
そう言った向きに最適なのがこう言った二液タイプのレジンでしょう。購入価格は1680円でした。100均のUVレジンなら15本分だから大分お得な感じじゃね?
大物を作るには量ならず加工性も必要になってくるわけで速乾でないことはいいことでもある。使い方は大差なく、混ぜて型へ流し込めばいいだけ。この手軽さはなかなか他で得られないかなと。UVレジンも量を用意すれば同じことだけどめっさ高いからね……
成分的にはレジンという合成樹脂の大枠では二液もUVも同じ物だと考えていいのかな? こう言うとこは化学に興味ないからサラッと流す。他にもエポキシ系接着剤とかも同じ仲間なんだろう。ようは完全に硬化して透明度が高ければ何でもいいわけだ。
使ってみた印象は普通。可もなく不可もなく、一般的に流通しているレジンですな。それは当たり前のことで、こんないちショップが製品開発しているはずがない。つまりは化学メーカーから原材料を仕入れた製造メーカーがパッケージしてそれぞれのブランドラベルを付けて販売しているだけだろう。
同等品が数多く出品されているけども、どれもが商品説明やキャッチコピーが似たようなもん。アピールポイントとしては透明度が高い、気泡が入り辛い、黄変しにくいってあたりでしょう。でもこれってこの製品の特長でもなんでもなく、現代のレジンなら全てに備わってるんじゃねえの? って感じです。
もちろんそれはこのみやちゃんのキラリレジンに限った話ではなく全てに共通している事ね。でもそれなら本当はどれを選べばいいのさ、って話にもなるかもしれない。それももっともっちゃもっともだけどコスパを求めて選んだ製品カテゴリーなわけでしょう? ってことは最終的には価格で決めればいいのでは?
価格と言うのは販売価格ではなく、グラム当たりとかセット内容を考えてとかそういう決め手みたいなもんがほしくなるかもしれない。でも販売されてるのは容器の見た目や形を含めてどれも似たよな、むしろ同じ物か? まあOEM的な製品なので付属品含めて大差ない。だから純粋に価格できめたら罠が待ってましたね……
ちょっときれいじゃないんだけどもこの写真を見てもらいたい。もちろん未開封でボトルごと量ったもの。えっと? なんだっけ? タイトルが商品名なので振り返ってもらうとわかるだろうか。そう、625gって堂々と書いてあるよね?
数字が読める人ならだれでもわかるように、実測は608gしかなかった。もちろんボトル込みでね。ちなみに付属品まるごと入った箱で量れば625g以上あったことを添えておこう。これをどう見るのかは買おうと思ってる人に任せるけど、個人的には詐欺と言って構わないと思ってる。
ほかにも他社製品との比較で黄変しにくいってデカデカ書いてるけども、ホントに比較した他社製品あるの? と疑いたくなる。だって他社製品も黄変しにくいって謳ってるじゃん。単に黄変対策していない工業用みたいなのを使ってないか? 根拠を示さない誇大広告に思えてしまう。
まあでもこの辺はその他多くの中華レジンなら同じことだから気にしすぎても仕方ない。間違いなく言えるのは内容量に嘘があると言うこと。そしてAmazonに苦情を入れたにも関わらず何の変更もなくそのまま売られ続けていると言うこと。ホントAmazonは出展者指導がなっていないし詐欺だろうが偽物だろうが構わずやらせ放題だな。まあヤフーショッピングも楽天も同じだけど。
ってことはどうせどれも変わらないならその時々で安いものを選ぶが吉ってこった。今ならこっちのがめちゃ安いし。でも量ってみたらこれも少ないかもしれないね。
とまああんまりいいことは書いてないように思えるかもだけど、安いものなんてどっかに罠があるし、似たようなものが多く売られていると言うことは独自開発なんてことはあり得ない。しかも汎用的な工業製品だしただの販売店のくせに売り文句が過剰なんだよ。消費者庁は誇大広告で取り締まるべきかとも思うけどそうすると絶滅するかもしれないね。
てなわけで今回はこれまで、〆