まず最初に身も蓋もないことを言ってしまうならば、オレは掃除が嫌いだ。好きじゃないとか得意じゃないとかもっと柔らかい言い方はあるかもしれないけども、それでも言い切るくらいに掃除が嫌いなのよね。理由はただめんどいからってのもあるし必要性をそれほど感じないからってのもある。
もちろん公共の場は汚さないようにしたり片付けきっちりしてきれいにすべきだけど、ことパーソナルスペースに関してはどうでもいいってのが本音なのだ。それでもやっぱり掃除をしないといけないことがあるし、嫌いなこともやらないといけないのが大人ってやつか。
そんな大層な前置きはホントどうでもいいはずなんだけど、ようはそんなに潔癖だったり過度な綺麗好きではないことが前提で選んだ製品ってことになるわけ。掃除機なんて最低限吸い込んでくれればいいんだよってこと。
んでコイツは一部界隈では一般的なもんだし、少し前にマキタの同等品が話題にされてた（仕掛けられてた）ので見かけたことのある人も多いだろうね。でもオレはやっぱりモーターの日立を選ぶ、ってかバッテリーの都合上他を選ぶ理由がないわな。
購入はまだ日立工機時代だから現行とはモデルが微妙に違うかもしれない。当時の購入価格は７５００円ほどなので今よりは大分安かったのは概ねどれも同じことか。
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最大の特徴はもちろん電動工具用の充電池を使用すること。ちなみに以前は１８Ｖと１４．４Ｖの２モデル展開で、それぞれにトリガー式とスイッチ式があってさらにサイクロンモデルもあった気がする。ユニットだけだったっけか？まあどちらでもいいかな。
手持ちのほとんどは１４．４Ｖバッテリーだから本体もそれを選びがちだけど、後方互換なので特別な理由がない限りは１８Ｖモデルを選ぶべき。逆はバッテリーがはまらないからね。ちなみに選んだのはトリガー式なのでインパクトみたいにトリガーを引くとモーターが回って吸い込み、話すと即止まるってやつね。スイッチ式のほうが普通っぽくて違和感ないだろうし挽きっぱなしにしなくていいから楽かもしれない。
でもメリットもあって、吸っては止めて動いでは入れてって繰り返すにはトリガー式が使いやすい。バッテリーの持ちも多少良くなってるんじゃないかと思う。それに掃除中の騒音軽減にもなるからどちらも試して上で選べるならそのほうがいいだろう。オレのお勧めはだんぜんトリガーかな。
すいこみは家庭用の煮たようなスティッククリーナーに引けを取ることはないし、安全面が考慮されてない分強いかもしれない。覚えがある元悪ガキもいるだろうけど、家庭用掃除機は口とか皮膚を吸いこんで内出血するバカガキがいたから昔よりも弱く設計されていった経緯があるからね。
皿には廃棄をきれいににおわなくするってことでＨＥＰＡフィルターが装備されてるのがほとんどだから、スペック上の出力（Ｗ数）よりも実効吸い込み性能が落ちてる。これはこれでいい面もあるから否定はできないけどとにかく吸い込みを求めるならクリーン排気モデルよりもフィルター無しのシンプルなモデルが強くなるのは自明の理。
その辺りをカバーしようってのがサイクロンだったりパワーブラシだったりするわけだ。こういうハイテク装備は実効仕事率を向上させるのに役立つってのが現代のトレンドと言えるかな。車なんかでも似たようなことはあって、今はあんまり聞かないかもだけど昔はネットとグロス表記が併記されてることも多かったな。
エンジン単体能力はグロス、車体込みの実相工事のパワーがネットってやつね。んで現代の車は安全装備盛りだくさん過ぎてネット出力が大幅に下がってるわけだ。だから排気量はどんどん大きくなって燃費も悪くなっていく。それをカバーするのに希薄燃焼とかハイブリッドとか可変バルタイとかあれこれくっつけてまた重くなるの繰り返し。
掃除機とは逆で、昔の車のほうがパワーなかったのに早かった、運動性能が高かったってことになるわけだ。その分危険度が高いし環境負荷が高かったわけだからどっちがいいとかじゃあないんだけど。それにしたってＳＤＧ’ｓだとかサステナブル、エコとか省エネとか言葉巧みに特定の人や団体、国への利益誘導が繰り返されてるよね。そんでそれにまんまと乗せられてる意識高い系Ｂ層の皆さま方、これからもスタバでマックブックでも開いてやがって下され。昔で言うとビーエム転がしてワンレンボディコン尻軽女を連れて麻布のイタ飯ってとこか。
ああ、ちょっとイラッとした方いるかもしれないけど正常なので大丈夫、ちゃんとバカにしているので安心してくださいな。もちろん笑って読んでるかもしれない陰謀論者の子供部屋おじおばも同類だし、Ｖちゅーばーとかに踊らされてるキモオタ男女も同じことさ。
つまりまともなやつは俺しかいねえぜーおーいえーってこと。話が大分逸れたどころかブラジルくらいまで行ってしまいましたけども、物事は何でも表裏一体ってことだな。
そして戻って掃除機。こう言ったシンプル極まりない機器に贅沢なハイテク装備が備わっているはずがない。辛うじてサイクロンモデルはあるけどアレって排気フィルターの目詰まりを抑えるための機構だと思うし意味あるんだろうか。
とか言いつつも良さげなトレンド装備に興味は湧くわけだ。だから作ったよ。サイクロン！ ジョーカー！ ではないがこんな感じのユニットを合体させることができるのだよ。見てくれお手製サイクロンユニットを！
ヤギミルクの缶と何かわからんドリンクのボトル、そして掃除機のジョイントの組み合わせで出来てしまうわけだ。まあ気孔がわかればこの程度の構造再現は容易。工作精度と仕上げにやる気の無さは別にしてちゃんと機能はするんだなあこれが。
ちなみにこれをメインで使っているのはコードレス丸鋸なのでおがくずがめっさ付着している。ここに掃除機を繋げて丸鋸からの粉塵をすい込んでやらないと部屋中大変なことになるからね。そもそも家の中で木工工作するなってのは正論だ。
サイクロンが備わったのなら次は当然パワーブラシが欲しくなるのが自然の摂理。これも作っちゃう？ そりゃそうさ、ないものは自分で作るしかないだろう？ そうは言ってもまるごと作れるほどの設備は無いしコストも掛けたくない。つまりジャンクなヘッドを探して来ればいいってことだ。
そして某ルカリでゲットしたものを合体させてみたのがこちら。いいタイミングで大損っぽい奴があったのでポチッてみた。管のサイズがピッタリなわけもなく、ジャンク箱を適当に物色した結果何かのノズルの途中が丁度いい太さだったのでカットしてジョイントしてみた。これでノズルはバッチリ―― なわけもなくパワーノズルって言うくらいなので電源が必要なのは当たり前。
まあ配線伸びてるのが写ってるし、すでにネタバレみたいなもんだな。ちなみにスイッチ付けたのはブラシ回転のオンオフをさせるためだけど、結局オンでしか使わないから中で繋げたので常時オンになってる。
まあ電源は結局こうするしかない。バッ直でラインを引きまわして外へと引っ張り出す。コネクタはラジコンとかに使われるＸＴ端子にして負荷がかかったら外れることを期待してみた。ちなみに最初から装備されているこのＬＥＤはトリガーを引くと点灯するんだけど、こんな小さいのが一個ついてても何の足しにもならん。
遠くから掃除機使ってる人がいるんだなってわかるためのものなのかもしれないが、もしそうならそんな暗いところで独り作業するなよって思うわ。現場だったら責任問題になりかねん。
この配線だけどゴミ捨て時にカップ外す時に抜き忘れ引っ張られて何度も切っちゃってる。その度はんだ付けしてるんだけど、こういう時にはサッと使える半田ごてがあると超便利、便利じゃない？ そう思った方は別記事のコードレス半田ごてレビューも読んでみてくださいな。
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今回はマジでビックリするほど本編と関係ないことばかり書き連ねてる気がするけど、掃除機なんてそんな特別なレビューにはならんわね。トリガー引いて吸いこんでくれたら他に何もない。ってこともなく、ちょっとだけ触れたけどゴミ捨てについて。
本体前部をくるりと回すとゴミカップになってるんだけど、普通にむき出しでもさもさ入ってるので必ずゴミ箱の上で開けるように。サイクロンのように現代のモダンな掃除機だとゴミカップを外して持って行って棄てるなんてのが当たり前でしょう。でも昔は違ったんですよ？キャニスター型でも開けたら直にゴミがぶちまかれていたから紙パック式が産まれたってわけ。今じゃ意味わかんない構造かもしれないね。まあとにかくぶちまけないよう注意しましょってこと。
あとはたまに中のフィルターを外して水洗いすること。ここは吸いこみ性能に直結するから覚えておくように。ちなみにサイクロンでも同じこと。一般的な機種にはＨＥＰＡフィルターか同等用途のフィルターがついているはず。これをきれいにしておかないと吸いこみは極端に落ちちゃう。意外に何もしてないって人多いんだからね？
こちらは水洗いできないものがほとんどかと思うので、メーカーの指示に従って夫奥のブラシで手入れしたり地面にたたきつけたりして目詰まり無きよう快適なクリーナーライフをお送りください。意味が分からなかったら解決のお手伝いは出来ると思うから、機種名と共に困ってる症状をコメント下さいな。
総評としてはすでに日立工機、Ｈｉｋｏｋｉの電動工具を使っているならおススメ。全く何もないなら高くつくのでやめとけといったところ。それでも興味があって充電器やバッテリー込みで買ってみるなら１０．８Ｖモデルをお勧めします。家庭での隅っこ掃除にはこれで十分。現場に出てるなら手持ちの電動工具メーカーからきっと出てるからそっちを選ぶよろし。
これ一本あれば掃除嫌いなオレでも気軽に掃除機かけるようになっちゃう、なんて嘘はつかず、やっぱり最低限しか掃除しないことを暴露しつつ今回は〆