
今回はまっとうな食品系、お菓子じゃないって意味しかないけども。乾燥全卵なんて使う人はあんまいないかもしれないし、防災意識が高まってる昨今なにかも参考になればと思うのです。購入価格はその時々で結構違うけど、現在価格は過去最高値の4400円ほど。前回購入は大分前だけどその時で3600円くらいで値上がりしたなーって思ったのにね…… 世知辛い。
うちでの用途はペットのエサ、自家配合しているフクロモモンガフードの材料の一つなのです。ほかには昆虫粉とかヤギミルクとかいろいろだけどやっぱりタンパク質と言えば卵でしょ! まあ完全なオリジナルと言うわけではなく海外では古くから提唱されてきたと言う Leadbeater’s mixture という混合フードのレシピを参考にしたものです。
そこで使用されているのが茹で卵だったので昔はそう言った生餌を作っていたんだけど、保存性や解凍の手間を考えると乾燥フードがやはり使いやすい。ブリーダーショップ等でもいろいろなオリジナルフードが考案されてるのも見かけるので試行錯誤が好きな性格としてはやはり工夫したくなると言うわけ。
昔はローリーネクターも使ってたんだけど代理店が無くなったか何かで手に入らなくなり、また買えるようになった時には価格が四倍くらいになってたんでそのままやめたなんてこともある。今は前述した三つを主原料として他もアレコレ混ぜて作ってます。
別記事で餌やり動画を紹介した時にも書いたけど、メープルシロップとかゼリーとかを組み合わせて日々奴隷のようにこき使われてるです。詳しくはこちらの記事をどうぞ。
そんで卵の話に戻るけども、実はというか本来はペットのエサじゃなくてヒトのエサなわけだ。それなら当然自分でも食ってみるわけだけど不思議と生の卵とは別の食い物感が凄い。味はまあコクの無い卵ってだけなんだけど、当然のように粉っぽいし適切な分量がいまいちわからないのでいつも水っぽくなっちゃう。
そんなこともあってオムレツみたいに卵そのままなレシピ向けではないかな。なんともなかったのはチャーハンやお好み焼きみたいに超脇役な場合だった。これなら普通に使えるんだけどやっぱり適正分量がわからない。あと味も濃いめにした方がいいかもしれない。ケチャップたっぷりつかったりしてね。

もし備蓄で非常食と考えるなら平時にアレコレ作ってみた方がいいと思われまする。あと必ず水と加熱が必要になるのはネックかもしれない。インスタントラーメンなら水でも作れるしなんならそのままかじってもいいからね。クラッカーとかビスケットもやはり昔から使われてるだけあって備蓄向けだなあ。
Amazonレビューで気になったのは賞味期限が短いものが届いてるって指摘。うちではそんなこと無かったけど注文するタイミング次第でそんなこともあるってことは留意しておいた方がいいかもしれない。オレはナマモノ以外で賞味期限なんて気にしないからむしろ期限的にヤバい奴を安く売ってもらいたい。
フードロスとか意味わからないくらいきっちり消費するし無駄も出さないからね。ピーマンの種もそのまま調理するぜ。さすがに大根や人参の皮は剥くけどさ。耳触りいいことばかり言って実効的なことをなにもしないお役所やNPOの皆様方におかれましては、子供食堂やひとり親等に配りきれなくて棄てるくらいならもっと積極的に配布してもらいたい。
むしろオレが配布を請け負う側になりたいくらいだ。一時廃棄寸前食品の配布に世話になってたけど自分では買わないような意識高そうな食品類が貰えておもしろかったよ。でも取りに行ける人だけが対象だったからね。オレなら配達することも可能。足立区役所の担当者殿、ご連絡お待ちしております。
って話がいつも逸れまくりで申し訳ないんだけど、備蓄用にと考えてる方はご再考を。ダメじゃないけどそれほど向いてないと思うってのが総評かな。パン屋とかケーキ屋とかは使ってるかもしれないね。粉もの屋台にもいいかもしれない。でも値段が高くなりすぎたから、次はこっちの同等品を買うことになりそうだ。品質は知らんが似たようなものだろう。
と言うわけで今回はこの辺で〆