多くの自治体で補助金を出しているらしい生ごみ処理機、どうもこの助成金制度が胡散臭い…… というのは今回の本質ではないのでほっときますが、まあとにかく製品レビューです。対象はこの製品で購入価格は現在と大差なく19000円ほど。たけえええ! 確か助成金で半額バックだったはず。それでも約一万円は高い、安易に手を出してアホすぎた……
まず性能的には確かに乾燥は出来ます。でも時間がかなあああーーーーーりかかるしその間うるさい。円筒状なのでキッチン回りでの収まりも良くない。この製品に限りませんが、二面程度でいいので四角く作ってもらいたい。もし冷蔵庫が丸かったらと考えたら寒気がしますよね?
外へ漏れてくる匂いはそれほどでもなく気にならなかったけど、そもそも生ごみもシンクへ捨てたばかりの時は別ににおわん。そしてこまめにポリ袋へ入れて最終的に縛ってゴミ箱へ入れるので大きくは気にならないと言うか、乾かして減量させないとならんほどゴミの量も多くなかった。
そんな稼働時間と音が気になると言うわけで、当然関わってくるのが電気代。厳密に確かめたわけじゃ無いけれど、消費電力が‘150Wで最低でも3時間はかかるとすればおよそ22円くらい? 月に10日で220円、30日だと660円となるわけ。これを高いか安いかで判断すればいいんだけど、個人的にはめちゃ高い。
つまりあまり使わなくなる → 邪魔 → 湿気が残りがち? → 早期故障となったようで、久しぶりに動かしてみたらうんともすんとも言わずに廃棄処分となりました。ゴミを減らす役目を果たせなかったどころが自らがゴミになると言うダブスタまがいでトンだお騒がせ野郎でしたね。
汚れ物を扱うとは思えない色合いに挑戦する企業姿勢には好感を持てたんですけど、やっぱり不要そうな製品にはそれなりの理由があるものですな。もし給湯器や冷蔵庫、エアコン等々家庭からの排熱を利用して乾燥させる仕組みが家に備わったなら、まあ使ってやってもいいのではないかと思いました、まる